『夫の不倫についてブログや日記を書く場合の注意点』
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
辛く苦しい感情や怒りが強い場合は、できるだけ「吐き出す」ということが大切です。
共感してくれる方に聴いてもらうことが一番有効なのですが、ブログや日記に書くだけでも、「一部の苦しい感情を切り離すことができる」ので、少し落ち着きを取り戻すことができます。
苦しみでいっぱいで、孤独感が強くなったときも、ネットサーフィンをしまくることがありますよね。
同じ経験をされた方の記事を読んだり。
それも、「一部の苦しみの感情を少しでも切り離す」ために、無意識的に行っているものなんです。
私も、無心で時間を忘れて、同じ経験をされた方がいないか、そしてその方がどんな気持ちになっているのか、今後どのような展開が予想されるのかを読みあさっていたときがありました。
人は、本来「傷ついた心を修復させる機能」が備わっているからなんですね。
ただ、ブログや日記に吐き出すことは大切なのですが、一つだけ注意をすることがあります。
それは、書いた記事を「読み返さない」ことです。
夫の不倫の状況、夫からの冷たい言動、その時の自分の気持ちを「読み返して」しまうことによって、より脳に記憶として残りやすくなります。
「視覚から得る情報」というものは、より強く記憶として残してしまうからなんですね。
ですから、「吐き出すことは重要」なのですが、「何度も読み返す」ということは避けて下さいね。
逆に、良いことを記録したものを「何度も読み返す」ことは、非常に有効です。
「夫の不倫で傷ついた妻の心を回復させるサポートブック」の中に、良いことだけを記録していく「今ここ日記」という」セラピーがあります。
夫にまつわる「五感で感じられること」を記録し、それを読み返すことによって、思い出したときに「心の変化が起こる」ようになります。
NLP(神経言語プログラム)「脳の取り扱い説明書」を学び、それを自分で体系化して作ったものでもあります。
逆のパターンで、夫から酷いDVを受けていたり、何度も不倫をされて「別れたいけれど、なかなか別れられない」ときは、夫にされた言動、その時の自分の気持ちなどを記録し、引き戻されそうになったときは「読み返す」という訓練をしていく場合があります。
夫と再構築を考えているときは、できるだけ「読み返さない」こと。
別れたいけれど、別れられない場合は、被害にあったできごとを「何度も読み返すこと」が重要になります。
これ以上、心に負担をかけないように、心を守ってあげて下さいね。
<関連記事〜夫の不倫後の心のケア>
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サポートブックのような内容の濃い記事を、単発記事にしました。
「フラッシュバックを軽減するセラピー(目にしたくないもの、聴きたくない音、通りたくない場所を軽減します)」
「再構築中に妻が「離婚したい」と繰り返す心の裏に隠された本音(夫向け)」
「夫が拒絶反応を示して、不倫についての話し合いができないとき(心理分析と対処法)」
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●カウンセラーNAOKO(松宮直子)のプロフィールはこちらから
不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。
相談実績3000件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。