『不倫が終わっても夫が謝罪をしない心理』
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
夫の不倫が終わっても、謝罪をしないで、何事もなかったように家庭に戻ることもあります。
一度、妻が不倫のことに触れると、逆ギレをしたり、機嫌が悪くなったり、脅してきたりと。
こうして妻を抑圧して、それ以上言わせないようにします。
この場合、全く反省をしていないわけではないんですね。
一方で謝罪はしないものの、「行動」としては改めていることもあります。
家事や育児を手伝ったり、妻が好きな物を買ってきたり、美味しいものを食べに連れて行ったり。
「この人、不倫のことは謝らないのに、いったい何を考えているんだろう?」と頭を悩ませますよね。
基本的に、男性は謝らない方が多いのですが、中でも「俺様タイプ」「プライドが高い」タイプは謝りません。
謝ってしまうことで、夫婦の関係性において「上下関係」ができ、夫自身が「下」になることを恐ていることがあります。
「不倫に至る前から」夫婦の関係性において「上」でいたいのに、「下」と感じていることが多いんですね。
謝ってしまったら、更に自分の立ち位置が「下」になることを過剰に怖れています。
俺様タイプの方ほど、深層心理では何らかの「怖れ」を抱えています。
批判や否定を過剰に怖れていたり、そこを隠すかのようにして、上から目線で物を発したりします。
ただ、心の中では「罪悪感」や「後ろめたさ」を感じています。
表面上は見えなかったとしても、心の中ではしっかりと感じています。
何も感じていなければ、過剰な反応はしませんからね。
その場合は、「行動」として現れます。
罪の意識があるからこそ、「何か償いをしなければいけない」という気持ちが芽生えます。
最初は、償いの気持ちからの行動が多いですが、徐々に妻や家族の大切さを実感してくると、「大切にしたい想い」からの行動に繋がっていきます。
女性からしたら、ちゃんと誠意を持って謝罪をして欲しいですよね。
ただ、それを求めても謝罪ができない方もいらっしゃるので、その場合は「行動」を見てみるとわかりやすいかもしれません。
心の傷が深いときは、夫が謝罪をしても、謝罪をしなくても、何かの行動をしても、しなくても、どちらにしてもそれを素直に「受け取る」ことはできないと思います。
それが自然なことでもありますので、そんなときは「まだ素直に受け取れないほど、心の傷が深いんだな・・」と思ってあげて下さいね。
心が深く傷つくと、「二度と傷つかないように」するために、信用しない、信じない、受け取らないという作用が働きますからね。
心の傷が少しずつ癒されていくと、受け取れることも増えていきます。
「今の自分の心のままに」自然体に任せてあげて下さいね。
note限定記事(一部有料)
サポートブックのような内容の濃い記事を、単発記事にしました。
「フラッシュバックを軽減するセラピー(目にしたくないもの、聴きたくない音、通りたくない場所を軽減します)」
「再構築中に妻が「離婚したい」と繰り返す心の裏に隠された本音(夫向け)」
「夫が拒絶反応を示して、不倫についての話し合いができないとき(心理分析と対処法)」
<読むだけでカウンセリング〜解決へ導くサポートブック>
「夫の不倫で傷ついた妻の心を回復させるサポートブック」(夫の不倫が終わっている方向け)
「夫の不倫問題に対処するためのサポートブック」(夫の不倫が継続中の方向け)
販売部数1800冊以上になりました。7〜8回分のカウンセリングに相当するサポートブックです。
カウンセラーになりたい方のためのカウンセリング講座
不倫・夫婦問題専門カウンセラーになるためのカウンセリング講座
●カウンセラーNAOKO(松宮直子)のプロフィールはこちらから
不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。
相談実績3000件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。