不倫相手と比べて、自分には価値がないと感じた時は・・

こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。

 

夫の不倫問題に直面したとき・・・・

 

「私より不倫相手の方が魅力的だから、夫は不倫に走ったんだ」

 

「不倫相手は、私が持っていないものを持っているのだろう・・」

 

このように自分と不倫相手とを比べて、「不倫相手より魅力がないのではないか・・」「価値がないのではないか・・」と感じて辛くなることがありますよね。

 

サポートブックの58ページに、「不倫相手と比べて、女性として、妻としての自信を失ってしまったときは・・」という項目があります。

 

その中で、上記のような「思い込みが強くなってしまったときは、それが本当に真実なのだろうか?」と疑問を持ってみましょうと書いてあります。

 

そこで、この「疑問」に対しての補足をさせていただきますね。

 

 

どんな人でも夫が不倫をしてしまうと、「自分にないものを、夫は不倫相手に求めたんだ」と思ってしまいます。

 

不倫相手に夢中になって、短期間のうちに家を飛び出してしまったり、「離婚する」とまで言い放つ方もいます。

 

妻としては、「家を飛び出したくなるぐらい不倫相手に何かを求めているのではないか?」

 

「それだけの価値を不倫相手に感じているのではないか?」と感じてしまいます。

 

そのように思っても自然なことです。

 

ただ、心が回復するに従って、「実はそうではなかったんだ」ということに気がつくときがあるんですね。

 

 

不倫は普通の恋愛と違って、最も「刺激」が強くなります。

 

アップダウンが激しいほど、執着や依存も強くなります。

 

その分、様々な快楽ホルモン(PEAホルモンなど)の分泌も過剰になるのですが、その快楽ホルモンが出ると「冷静さを失い、周りも、自分も不倫相手も」見えなくなります。

 

通常の恋愛でも快楽ホルモンは分泌されるのですが、不倫関係は特に過剰に分泌されます。

 

このホルモンが過剰に分泌されると、「相手の一部分だけ」を見て、「この人は運命の人に違いない」という「思い込み」も激しくなります。

 

特に、自分の「価値観・考え方」に一つでも合致することがあると、それだけで「運命の人」になります。

 

他に、どんな酷いところがあったとしても、それは一切見ようとはしません。

 

 

通常の恋愛でも最初は「良いところしか見ようとしない」のですが、徐々に様々な面も受け入れていくようになります。

 

良いところも、そうでないところも、全てをひっくるめて「大切な人」という感覚ですね。

 

不倫関係においては、嫌な部分は一切見ようとせずに、自分にとって合致したところが「一つ」でもあれば「運命の人」になってしまうのです。

 

熱病状態のときの「たった一つ合致した部分」に対抗しようとしても、それは無理ですよね。

 

ですから、決して妻よりも不倫相手の方が優れているわけでもなく、魅力があるわけでもないんです。

 

 

それが事実だったしても、妻としてはどうしても理解はできませんよね。

 

無理に理解はする必要はありませんよ。

 

特に、心が傷つき過ぎているときは、そのようなことを理解したいとも思わないはずです。

 

不倫をした事実は変わりないので、そこはきちんと傷ついた気持ちを吐き出して、心を回復させてあげて下さいね。

 

サポートブックには「思い込み」と書いていますが、妻からしたら「思い込み」ではなく実際に感じていることだと思いますから。

 

その感じている気持ちを大切にしてあげて下さいね。

 

もしかして「そう思い込んでいたのかな・・・」と感じることができるのは、もっと心が回復していった先ですから。

 

 

 

サポートブックを読んで下さっている方は、それぞれに心の回復段階が違うと思います。

 

できるだけどのような心の段階にいても「カウンセリング」になるように書いていますが、それでも微妙に受け取り方が変わってくる場合もあるでしょう。

 

そんなときは、いつでもサポートメールを下さいね。

 

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個別に返信はできませんが、こうして「記事」にすることで、同じところで感じている方々の心の解消に繋がればと思っています。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました(#^.^#)。

 

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。

 

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ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。

 

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