不倫という空想の世界が崩れるとき

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。

 

夫の不倫問題の大半は、「のぼせ」によるもので「本気の恋愛」とは質が違います。

 

不倫をしたことがない方は、もちろん「普通の恋愛」しか知りませんよね。

 

ですから、不倫相手と一緒にいる、連絡を取る、旅行にいく、将来の約束をしている(実際は、妄想だけで終わる)こと=本気の恋愛と認識します。

 

 

普通の恋愛は、一対一の関係から始まり、最初は誰でも高揚感を覚えます。

 

相手にとって最高の自分でありたいために、相手対して尽くしたり、必要以上にがんばったりもしますよね。

 

でも、少しずつ相手そのもを見つめることができたり、自分そのものを相手にさらけ出せるようになっていきます。

 

最初は相手に対する期待、イメージなど、自分が思い描いている女性を求めているのですが、少しずつ「現実に応じて修正」をされていきます。

 

 

 

不倫の場合は、不純な動機、不誠実さ、不信感などからも始まっていますので、それを覆い隠すようにして、相手に対して過剰な期待や自分が求めている女性像(男性像)が大きくなります。

 

だからこそ不倫の場合は、「現実に応じて、思い描いているイメージが修正されにくい」のです。

 

自分が相手に思い描いているイメージが非常に強く、そこに「恋」をしているという感じでしょうか。

 

 

その代わり、何かのきっかけで「崩壊も早い」のが特徴です。

 

つい昨日まで不倫相手に夢中になっていたはずの既婚者が、何かのきっかけにより、次の日には「どうでもいい相手」になっていることも多々あります。

 

そのきっかけは何でしょうか?

 

 

いくつか挙げてみますね。

 

 

既婚男性が助けたい欲求が強い人の場合は、相手が「感謝してくれなくなった」「自分の言うことを聞いてくれなくなった」

 

このような感覚に陥ったときに、急激に冷めていくことがあります。

 

「助けている自分」に価値を感じているので、感謝をしてくれない、言うことを聞いてそれを実行してくれない相手は「どうでもいい」と気持ちが冷めます。

 

 

不倫が現実的になったとき

 

不倫という現実逃避の世界から、一気に現実の世界に引き戻されるきっかけは、

 

「妻に不倫がバレたとき」

 

「不倫相手が妻に慰謝料請求をされて、不倫相手が既婚男性に詰め寄ったとき」

 

「不倫という事実により、家庭が崩壊するかもしれないとき」

 

現実的になることで、双方の「本質」が浮き彫りになることがあります。

 

それがあまりにも自分が思い描いていたものとかけ離れていた場合は、一気に冷めることがあります。

 

 

不倫関係でなくなったとき

 

別れに至った直後はしばらくは禁断症状が出ます。

 

ある程度の期間が経過すると禁断症状が消えて、少しずつ現実を受け入れていくことができます。

 

「なぜあの女に夢中になっていたのか意味がわからない」とのような感覚になる方も多いです。

 

ただ、不倫関係が「楽しいだけ」で終わってしまうと、「自分が思い描いているイメージ」が修正されにくくなります。

 

特に、元々「うつ病」などを患っている方は、不倫をやめることにより、一時的に悪化する可能性があります。(不倫という「抗うつ剤」の作用もなくなりますので)

 

 

スリルや刺激がなくなったとき

 

単純に「飽きてきた」ということで冷めることもあります。

 

のぼせが落ち着いてくると、現実的な考えができるようになるので、そこで不倫から冷めることもあります。

 

 

ざっと挙げると上記のケースが多いですが、もちろん個々によっても変わっていきます。

 

 

不倫は他の依存症とはあまり変わりありませんので、不倫という状況にいる間は、依存から抜け出すことは大変です。

 

 

少しずつでも荒療治的なことでも、不倫という世界から引っ張り出す(出てもらう)ことが大切ですね。

 

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。

 

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ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。

 

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