夫との関係性を元に戻すことはできなくても・・

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。

 

夫と再構築の道を選んだとしても、心が傷でいっぱいだとこれから先の人生も「陰りのある人生」になってしまうのかな・・と不安になることもありますよね。

 

「夫が不倫さえしなければ、こんなに苦しい気持ちを抱えることなく、これから先も純粋な気持ちで生きていけたのに」

 

「夫が不倫をしたせいで、今までがんばってきたことが全て台無しになった。これから先もその思いがつきまとうに違いない」

 

何年も何十年も築き上げてきたものが全て台無しにされた感覚、これからも台無しにされたままの人生になるのでは・・という気持ちでいっぱいになります。

 

それだけ妻としてがんばって築いてきたのに、あまりにも理不尽だとしか思えませんよね。

 

 

私も人に深く傷つけられたときは、

 

「なぜ、今までがんばって生きてきただけなのに、こんな目に遭わないといけないの?」

 

「私が何か悪いことした?ただ、自分なりに必死に生きてきただけなのに」

 

「どうして?」「なぜ?」こんな思いでいっぱいになりました。

 

理不尽な状況が受け入れられないんですよね。

 

子供の頃から、「悪いことをしたらバチが当たるよ」と教えられてきた方は多いと思うのですが、悪いこともしていないのに「ご褒美」どころか理不尽な状況を目の当たりにすると、とても受け入れることができません。

 

最後まで「私、何か悪いことした?」って思いましたから。

 

でも、どんなにがんばって生きてきても、どんなに良いことを積み重ねても、この世は理不尽な出来事も起こるんだな・・と感じるようになりました。

 

万が一、そのような状況に直面したときは、「どのようにして乗り越えればいいのか・・・」それが最重要課題になってくるのかもしれません。

 

それが人生なのだろう・・と悟ったことがあります(^_^;)。

 

 

夫の不倫という裏切りは、心に陰りを落としてしまいます。

 

今までのように真っ新な心で夫と「やり直す」ということは難しいでしょう。

 

「不倫という事実が起こる前の状態に戻す」ことはできません。

 

サポートブック第12章「心の回復の先に見えてくるのは〜新たな夫婦の関係性を築いていく始まり〜P94」では「色」を例えにして「新しい夫婦の形」を記載しました。

 

今回は、補足として「道」に例えながらお話していきます。

 

 

夫との関係性を元に戻すことはできない場合、「新しい道」を作っていく以外ありません。(夫との再構築を望む場合は)

 

真っ新な心で歩いていくことが難しい状況になってしまった場合は、心に陰りを落としてしまったとしても、どの心も「大切な自分の心」です。

 

誰でもそんな真っ新ではない「心」を持ちたいとは思いませんよね。

 

ただ、事実を消すことはできませんし、実際に心は傷ついてしまった。

 

いずれ心は回復をしていったとしても、やはり心に傷は残ります。

 

その心も自分にとっては「大切な心」です。

 

嫌いになる必要もありませんし、傷ついてしまった心に「ヨシヨシ」しながら寄り添って生きていくことが必要になります。

 

 

目の前に、道が二つに枝分かれしています。どちらの道を歩んでいきましょうか?

 

 

一つ目の道は「不倫をして傷つけてしまった夫の道」(夫が不倫をしたから、私は●●の人生なんだ)

 

<不倫をした夫と自分の人生を関連させてしまう道>

 

 

二つ目の道は「夫は不倫をして私を傷つけた。傷ついた心を抱えながらも自分が望む道」

 

<不倫をした夫と自分の人生を少し切り離していく道>(離婚とは別ですよ)

 

 

心で傷がいっぱいのときは、どうしても一つ目の道を進んでしまいます。それは誰しもが通る道です。

 

心が回復してくると、実は一つ目の道と二つ目の道を選択できるようになるのです。

 

ずっと一つ目の道だけを歩むことはないのです。

 

歩いていくうちに心は回復をしていって、その先にまた「枝分かれをしている道」と出合えるようになります。

 

どんなに辛く悲しいことが起きても、いつでも「新しい道」を選べるのです。

 

心に陰りを落としてしまっても、深く心が傷つけられてしまったとしても、これから歩んでいく「未来」は自分だけが選べるのです。

 

「元の道に戻そう」と思うと、「無理に決まっている」「あんなことさえなければ」という絶望感が襲ってきます。

 

新しい道は、「心に陰りを落としてしまった自分」「不倫をしてしまった夫」という事実を受け入れた上で、新しい関係性を作っていく道。

 

困難を極めることはあるかもしれませんが、お互いに必要としているご夫婦であれば、それぞれの「求め方」「在り方」を変えることで、新しい関係性が築ける日が来るかもしれません。

 

ただ、心が傷でいっぱいのときは難しいので、「いつかそんな道に出合えるときが来るかな・・」とだけイメージしてみて下さいね。

 

一つ目の道を歩いた先に「次の枝分かれの道に出合えます」から、無理に方向転換はしないようにしましょうね。

 

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。現在は、富山県在住。H28年春以降は、東京に拠点を移し活動の幅を広げていく予定。

 

相談実績2,500件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。

 

ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。

 

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