心が全く通い合えない夫への対処法
もしかして夫はアスペルガー?発達障害?
こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。
「私の夫・・もしかしてアスペルガー?それとも大人の発達障害なのかな?」
なぜか不倫に対する罪悪感が弱いし、こちらの気持ちを伝えても全く心に響いている感じがしないし・・。
不倫はなんとか終わったけれど、もしかしたらまた繰り返すんじゃないかな・・。
そういえば、日常会話においても、なんでこの人はこんな発言や行動をするのだろう?と疑問を感じることが多いし・・。
そう感じたら、もしかしたら精神的に未発達の部分がある夫かもしれません。
そんな夫の共通点として以下の点が挙げられます。
・何度対処をしても、不倫を繰り返す
・罪悪感をあまり感じない
・衝動性が強い
・感情のコントロールができない
・目先のことしか考えられない
・喧嘩をしても、次の日にはケロッと忘れている
・不倫をしている最中も、家族の前では平気な顔をして過ごしている
・責められる、怒られることが極端に嫌いで、その場で咄嗟にウソをつく
・プライベートにおいては、計画性がない
・人の気持ちが全くわからない
・すぐに被害者意識になる
・常識的なことが通用しない
・周りに合わせることができない
・自分のことしか考えられない
・やたらと正直。言わなくてもいいことまで妻に報告する
・仕事をやりすぎる(言われたことは、昼夜問わず終わるまでやってしまう)
・人に入り込み過ぎるか、極端に人から離れようとする(交互に行うこともある)。つまり、境界線が曖昧。
等々。
このような傾向が強い場合は、精神面で大人になりきれていない「ボーダー」(病院に行くほどでもないが、日常生活に影響を与える言動が多い)と言われているタイプかもしれません。
人格性障害とも言われているもので、自己愛性人格障害などもこれに含まれます。
もしくは、アスペルガー症候群や大人の発達障害が絡んでいるかもしれません。
この場合、育っている環境も多少なりとも影響がありますが、「生まれ持った資質」や「遺伝」がほとんどです。
親も同じような人格障害を持っているかもしれません。
感情を司る脳の部分に問題があることが多いのです。
このようなタイプが夫だった場合・・
スムーズにコミュニケーションを取ることが難しいので、常に「暖簾に腕押し状態」だと思います。
不倫をして反省をして戻ってきても、妻がどんなことで苦しみ、悲しいのかも想像ができません。
苦しんでいる妻を見て、
「なぜそんなに怒っているの?なぜそんなに悲しんでいるの?僕はちゃんとここにいるじゃないか」
とのように、「今その場で起こっていること」しか捉えられないのです。
つまり、
”過去に夫が不倫をしたことで、それを思い出し、今妻が苦しい思いをしている”
とのように、”過去との関連付けが難しい”のです。
妻からしたら、「あなたが不倫をしたからこんなに苦しんでいるじゃない!」と怒っても、
夫からしたら、「もう不倫はしていないよ。僕はここにいるじゃないか。もう謝ったじゃないか」という思考になっているのです。
これでは、全くかみ合いませんよね・・
(-_-;)
アスペルガー気質の夫への対処法
このようなタイプの夫を持つ場合は、少し工夫をしないと振り回されて大変かもしれません。
その為、ある程度、対処をするためのポイントを抑えることも大切です。
・このようなタイプの夫は、”自分のものさし”でしか判断できないので、”妻のものさし”や”世間の常識と言われいるものさし”は通用しません。
お互いのものさしを出して対立しても、全くかみ合わないので、「自分のものさしを伝えながらも、夫はそういう考えなのね」と少し切り離してみる。
・具体的に、「これは悪いことだからダメ。」と何度か繰り返し伝える。
不倫の場合は、「あなたが〇〇という行動をすることで、私も子どももみんなが酷く傷つく。あなた自身も傷つけることになる。だから止めて欲しい(してはいけない)」と具体的に伝えます。
言われたことに対しては、それに従うことは多い。しかし、「なぜ、それが悪いのか?」まで想像することが難しい。
自分では想像できないので、「その行為をすることにより、どうなるのか?」まで具体的に説明をする必要があるんですね。
なかなか面倒ですね・・・(-_-;)
・夫を別の惑星から来た宇宙人だと思う。
これもまた難しいのですが、妻のものさしや、世間一般でいうものさしが通用しないので、全く別の星からきた宇宙人だと捉えると少しラクになることもあります。
そもそも人はみな価値観も考え方、感じ方も違うのですが、このようなタイプの夫は”より違い”が強いので、どこかで線を引きながら俯瞰的に夫を見ることも大切です。
・感情のコントロールが難しいので、行動する前に一旦「考えてもらう」ことを伝える。
(サポートブックに書いてる、不倫の繰り返しを防ぐワークなどを行うこともベストです)
変えにくい思考パターンは、「繰り返す」ことで変化をもたらすことも可能です。
・再度、不倫をすると「どうなるのか?」を繰り返し伝えるか、よく目にするものに書いておく。
このタイプの夫は、”都合の悪いことはすぐに忘れてしまう”という傾向があります。
それは全て「想像力が欠如」しているに直結しています。
人は、「〇〇をしたら、こうなる」と想像することで、やっていいこと、やってはいけないことの分別をつけています。
しかし、このタイプはそもそも想像をする力が弱いので、ほとぼりが冷めた頃に、同じ行動を繰り返してしまいがちです。
定期的に伝え続けるか、本人がすぐに目を通せるものに記入しておくことも大切です。
・不倫をしたときは、必ず何らかの痛い思いをしてもらう。
何が行動を抑制するかというと、「〇〇をすることで自分が感じる痛み」です。
人の痛みを想像することは難しいので、あまり抑止力にはなりません。
”自分が痛い思いをする”
ということがポイントです。
本人にとって何が一番「痛い」のか?をよく考えて、それを実行します。
例えば、何よりも自分の親に知られたくなかったのなら、親に知らせる。
お金が減ることを怖れているのであれば、何か高い物を買ってもらう。もしくは、慰謝料を払ってもらう。
人によって「何が痛みになるのか」は違いますので、この辺りを考えて行ってみて下さいね。
通常とは対処の仕方は若干変わると思いますが、もし「当てはまるかも・・」と思ったときは試されてみて下さいね。
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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。
相談実績3,000件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。
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