サポートブックのセラピーを行う時期やタイミングについて
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
「夫の不倫で傷ついた心を回復させるサポートブック」の中に、「傷ついた心を回復させるセラピー」があります。
自分でも行うことができるいくつかのセラピーを紹介しています。
これらのセラピーは、心の状態に合わせた「タイミング」が大切なんですね。
例えば、夫の不倫が終息した直後や、心の傷がまだ深すぎるときは、「今ここ日記」のセラピーはタイミングではありません。
「今ここ日記」のセラピーを行う場合は、心の傷がある程度回復をしてきて、次の段階へと心が向かいたいときがタイミングです。
例えば、まだ夫のことが許せないけれど、ふとした瞬間に心地よさがあったり、なんとなく一緒にやっていくのかな?と思えたりと。
こんな気持ちが芽生えたときがタイミングです。
「今ここ日記」をつけることで、許せない気持ち、信じられない気持ちに支配されてしまったとき、「安心の場所」へ戻るスピードを早めてくれます。
「過去の夫」に縛られていた部分が少しずつ解放され、自然な形で「現在の夫」として受け入れられるようになっていきます。
怒りや憎しみ、悲しみが強いときは、感情を分離させてあげる「辛い感情に寄り添うセラピー」を行いましょう。
感情を分離させるということは、「客観的に自分の感情を見ることができる」ということです。
自分のことは自分で見れないように、苦しみでいっぱいのときは、その苦しみで全身が支配されています。
そのようなときは、少し感情と距離を置くことが大切なんですね。
苦しみでいっぱいの感情と少し距離を置くと、その苦しみの感情の「正体」が見えてきます。
そうすることで、初めて自分の気持ちに寄り添えるようになります。
人に吐き出し、共感をしてもらうことと原理は同じです。
「吐き出す」ことで、支配されている感情の距離が取れるようになります。
距離を取ることができれば、どんな気持ちになっているのかの「正体」が見えてきます。
共感をしてもらうことで、その感情を「大切に扱うことができる」ようになれます。大切にしていくことで、心は元気を取り戻していきます。
テキストを読みながらではやりづらい場合、スマホに自分の声を録音して(テキストを読み上げたもの)、その声に従ってイメージしながら行うとベストです。
「不倫が発覚した月や日などの嫌なイメージを、良いイメージに上書きしていくセラピー」については、できるだけ「今まで行ったことがなく、夫や不倫相手と関係のない場所」がベストです。
心がある程度回復をしていけば、嫌な場所や思い出したくない場所へもう一度行って、「良い思い出として上書き」することも可能なのですが、まだ心の傷が深い場合はできるだけ嫌な場所や思い出したくない場所へは行かないようにしましょう。
夫や不倫相手とは全く関係のない場所で、なおかつ五感(視覚・味覚・聴覚・嗅覚・身体感覚)をフルで感じられる場所が重要になります。
「夫がまた不倫をしているのでは・・と不安が強くなった場合の対処法」については、認知行動療法に基づいて作ったものです。
夫の不倫が完全に終わっても、一度でも不倫をされてしまった場合は、心が回復をしていくまでは「不安」と「猜疑心」でいっぱいになります。
「安心の積み重ね」ができるまでは、不安や猜疑心は払拭できません。
このセラピーでは、不安や猜疑心で邪魔されがちな「安心感」を積み重ねるお手伝いをしてくれます。
どのセラピーも、クライエントさんが必要としている場合に提供させていただいているセラピーです。
カウンセリングでは「フラッシュバックを軽減するセラピー」を行うことがあり、このセラピーを行った方には効果は出ています。(一度だけではなく、何回か行う場合もあります)※希望された方のみです
今回、そのセラピーをサポートブックに載せられなかったのは、一人で行うには非常に難しいからです。
高度なテクニックが必要とされますし、クライエントさんの心の状態を見ながら、それに合わせて行う必要があるからです。
カウンセラーが誘導していくのですが、終わるまでは30分程度かかります。
夫と不倫相手との卑猥な映像や嫌な場面が頭にこびりついている場合や、特定の場面の記憶をやわらげたい場合には非常に効果があります。
1回のセラピーでは、1つの嫌なイメージをやわらげることができます。
NLP(神経言語プログラミング)に基づいたセラピーでもあるため、効果は高いと言えます。(NLPは「脳の取り扱い説明書」とも言われています)
ご希望の場合は、ご相談下さいね。
サポートブックのセラピーのほとんどがNLP(神経言語プログラミング)に基づいて、一人でも行えるように作っています。
サポートブックを購入された方は、自分の心の状態に合わせてセラピーを行ってみて下さいね。
苦しいなぁ・・と感じる場合は、まだその「時期ではない」場合がありますので、心が回復していくまではサポートブックの「心が回復するために必要なこと」を何度も繰り返し行ってみて下さい。
【苦しくなったときのその場の対処療法としては、以下のセラピーがお勧めです。】
こちらは一部有料記事であるnoteに記載しています。
いずれ、サポートブックを更新する際に、こちらのセラピーも統合すると思います(まとめてある方がわかりやすいですからね)。
※サポートブックを更新した際は、更新した分の記事を”インフォカート経由”で、サポートブックを購入された方に一斉送信させていただきます。
NEW!「フラッシュバックが起こりそうになったとき、フラッシュバックが起こってしまったときの対処法」
「フラッシュバックを軽減するセラピー(目にしたくないもの、聴きたくない音、通りたくない場所を軽減します)」
心が回復していくまでは様々な苦しみが伴うと思いますが、周りの方に支えてもらいながら心の回復能力を信じて、焦らずに回復させてあげましょうね。
ずっと今の状態が続くことはありません。
「回復をさせたい気持ち」が強ければ強いほど、必ず心は回復をしていきますからね。
note限定記事(一部有料)
サポートブックのような内容の濃い記事を、単発記事にしました。
NEW!「フラッシュバックが起こりそうになったとき、フラッシュバックが起こってしまったときの対処法」
「フラッシュバックを軽減するセラピー(目にしたくないもの、聴きたくない音、通りたくない場所を軽減します)」
「再構築中に妻が「離婚したい」と繰り返す心の裏に隠された本音(夫向け)」
「夫が拒絶反応を示して、不倫についての話し合いができないとき(心理分析と対処法)」
<読むだけでカウンセリング〜解決へ導くサポートブック>
「夫の不倫で傷ついた妻の心を回復させるサポートブック」(夫の不倫が終わっている方向け)
「夫の不倫問題に対処するためのサポートブック」(夫の不倫が継続中の方向け)
販売部数1800冊以上になりました。7〜8回分のカウンセリングに相当するサポートブックです。
カウンセラーになりたい方のためのカウンセリング講座
不倫・夫婦問題専門カウンセラーになるためのカウンセリング講座
不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。現在は、富山県在住。H28年春以降は、東京に拠点を移し活動の幅を広げていく予定。
相談実績2,500件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。