妻が完璧であれば、夫は不倫しない!?
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
夫が不倫に至った原因として、「妻が至らなかったから」と挙げられることが多いですが、私は決してそれだけだとは思っていないんですね。
家事・育児が完璧ではなかったから・・
夫に対して思いやりが欠けていたから・・
夫に対しての愛情が足りなかったから・・
こんな風に感じられている方が多いですよね。
あまりにも夫に対して冷たくあしらっている場合や、思いやりが全くない場合は別として、それ以上に「夫の心の癖の強さ」が関わっている場合があります。
以前、ご相談を受けていた中で、夫との夜の営みの後に妻がシャワーを浴びただけで、「妻に否定をされているような感覚」に陥る夫がいました。
夜の営みの後にシャワーを浴びたり、お風呂に入ったりすることは普通のことでもありますよね?
心の癖が強い方は、どんな小さなことでも「否定的に捉える傾向が強い」です。
「俺は否定されている」「俺は必要とされていない」「俺は汚いと思われている」「俺は愛されていないんだ」と強く感じてしまうのです。
この場合、どれだけ完璧な妻だったとしても、心のズレは大きく開いてしまいます。
夫側が「愛情を受け取る力」が弱いからです。
このようなタイプの夫は、とにかく「繊細で神経質」です。
常に妻の顔色を伺い、不倫がバレた時の言い訳として「もうお前の顔色ばかりを伺うのはうんざりだ!」となるわけです。
妻としてはびっくりしますよね。そんな風に感じていたことさえわからなかったのですから。
まさに晴天の霹靂です。
上記の夫のようなタイプは、
大切な妻といるからこそ「顔色を伺い」(自分が妻にどう思われているかが常に気になる)「嫌われるのを恐れている」ので、一緒に生活を送っているだけで心が疲弊してしまいます。
どうでもいい相手に対しては、顔色を伺ったり、嫌われるのを恐れたりはしませんからね。
一方、不倫相手に対しては、責任もありませんし、生活もありません。
生涯を共に過ごす相手ではありません。(その場合が多いです)
だからこそ、
「不倫相手といると楽だ」
「不倫相手といると自然体でいられる」
「不倫相手には努力をしなくても一緒にいられる」
とのような言葉が出てくるのです。
そもそも、妻と不倫相手とでは、スタートが違います。
心の癖に関しては、こちらからの促し次第で変化をしていくこともあります。
そうすることで不倫の再発を防止することも可能なんですね。
ただ、最終的には、夫本人の強い意志が必要です。
「妻が完璧であれば夫は絶対に不倫をしない!」というのは、ある意味都市伝説?みたいなものです(^_^;)。
妻がどれだけ美人で、家事が上手だったとしても、そことは関係のないところで不倫に陥る心理状態があります。
心の癖を変えることは容易ではありませんが、それを認め、受け入れることができるだけで、根本的な部分が改善されます。
意識できるか、できないかだけで、行動が変わってきますからね。
心の癖=無意識に刻み込まれている→意識に浮上させる→行動が変わる→という流れですね。
夫の不倫問題は、「妻の責任ではなく、夫の心の癖の問題が強い」ということを認識していただけたらと思います。
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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。
相談実績3000件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。