妻の心の回復の差のは「夫次第」でもある

 

前しか見ようとしない夫は、妻の心の状態に合わせること

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。

 

夫の不倫が終わったからといっても、妻の心の回復への道のりは「これから」です。

 

この時点で、夫と妻とのスタートラインにすれ違いが生じます。

 

夫は、

 

「もう終わったことなんだから蒸し返さないでくれ」

 

「もう俺は忘れたいんだ!」

 

「そんなに不倫相手のことを思い出させてどうしろって言うんだ?!」

 

「もっと明るいことだけを考えようよ」

 

「その話何度も聞いたよ・・・。いい加減にしてくれよ」

 

「お前がそんな状態なら、もう俺たち無理だな・・」

 

「結局、離婚したいってわけ?!」

 

夫の妻に対する「暴言集」ができてしまいそうなぐらい、書いても書いても足りません。

 

妻は葛藤や苦しみ、嫉妬心、猜疑心と毎日・毎時間闘っているのに。

 

「誰よりも信頼していた夫が裏切ったこと」

 

「一番大変な時期に、夫が不倫をしたこと」

 

「なぜ、途中で自ら不倫を止めてくれなかったのか?という不信感」

 

「夫が嘘をつき続けてきたこと。そういうことができる人であったこと」

 

「夫のことは許せないけど、生活はしていかないといけないこと」

 

「外では平気な顔で笑って、家では泣いていること」

 

「子供の前では平気な顔をして、夜にこっそり泣いていること」

 

まだまだ妻の心の苦しみや葛藤は沢山あります。書ききれないほどに。

 

 

こうして毎日・毎時間、頭の中は葛藤と悲しみと猜疑心でいっぱいなのに、夫は「忘れよう」としている。

 

妻に「早く前を向け」と言っている。

 

いやいや・・全くもって無理ですから〜〜〜!妻の心は一人置いてきぼりですよ。

 

思い出したくないことを何回も何百回も思い出しているのに、どうやったら前を向けるのでしょうか?

 

「忘れたいから思い出させないでくれ」(by 夫)

 

「思い出したくもないのは、こっちじゃ〜〜!」(妻)

 

思い出したくなくても、無意識に思い出してしまうんですよ。

 

心が回復しようと、勝手に頭を巡ってしまうのですよ。

 

夫に何度も同じことを言いたくなくても、言いたい衝動に駆られてしまうぐらい辛いんです。

 

泣いても泣いても足りないぐらいに、もう涙も枯れ果ててしまうぐらいに絶望しているんですよ。

 

これを毎日・毎時間感じているんですよ?

 

1回や2回吐き出すだけでは全然足りないのです。何百回、何千回も吐き出さないと、傷付いた心は回復しないのです。

 

吐き出して、「辛い思いをさせてしまってごめんね」と寄り添ってもらっての繰り返しが必要なんですよ。

 

「なんだ、同じことを繰り返し言えばいいのか」(夫)

 

と思ったら大間違いですよ。

 

1回1回妻のリアルな気持ちを想像してあげて下さい。何度同じことを思い出しても、1回1回がリアルな苦しみであり、心の叫びなのですから。

 

心の回復に向けての一番の近道は・・

 

不倫をした夫自身、心がいっぱいいっぱいで妻の心を受け止めることが難しいこともあるでしょう。

 

でも、その何倍も何百倍も妻の心はいっぱいいっぱいで溢れてしまっているのです。

 

「なんでこんなに責められないといけないんだ?」と被害者意識を持つ前に、妻の心が引きちぎられそうな思いを想像してみて下さい。

 

 

 

妻の心をしっかり受け止めて、不安を一つ一つ解消されている方は、心の回復も早いです。

 

夫の不倫で傷ついた妻の心を回復させるサポートブック」を読まれている夫は、「夫が気持ちを受け止めてくれて、行動に移してくれているから回復も早いんだと思います」と仰られます。

 

逆に、上記のような言葉を妻に投げかける夫は、言葉を投げかける度に妻の心を破壊させています。

 

心に深い傷を負っているのに、更に心に傷を負わせているのです。

 

どんどん夫と妻の足並みがバラバラになり、妻は遠い彼方に取り残されてしまうのです。

 

こうなってしまうと、回復までの道のりも時間がかかります。

 

夫が妻の心を受け止めきれない場合は、夫以外の信頼できる方に受け止めてもらいましょう。心に寄り添ってもらいましょう。

 

 

言葉一つで人を深く傷つけることもあれば、言葉一つで心が癒されることもあります。

 

傷付くようなことを言われたら、「そんな言い方されると、〇〇の気持ちになる」とはっきりと教えてあげましょう。

 

相手が傷つくようなことを平気で言う方は、相手の気持ちを想像する力が欠けていますから。

 

言わないとわからない、伝わらないことも多いので、具体的にどんな言葉で傷ついたのかを伝えましょうね。

 

そうすることで、バラバラだった足並みが少しずつ揃ってくることもありますからね。

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。

 

相談実績3,000件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。

 

ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。

 

口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。

 

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