不倫脱却にには、不倫関係を居心地よくさせないこと


こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。

 

不倫から脱却するためには、不倫関係を居心地よくさせないことが大切です。

 

夫が不倫をしている間、妻が何年も「静観をし続ける」と、不倫者同士は「逃避の世界」から抜けようとしないことがあります。

 

人は、生存欲求を満たすために、「快」を求めて「痛み」を避ける傾向があるんですね。

 

最初は、現実での生活から抜け出したくて(痛み)、不倫に至ることがほとんどです。

 

別の女性と話をしたり、相談に乗ったりすることで、承認欲求が満たされていくので、「快」の方へ向かいます。

 

不倫初期は、刺激も強いのでドキドキしたり、わくわくしたりして、「快」の方が圧倒的に強くなりますよね。

 

「快」と「痛み」のどちらが優先されるかというと、「快」の方が優先されますので、痛みから避けるように、どんどん「快」の深みにはまっていきます。

 

同時に、快楽ホルモンもたくさん出てきますので、テンションも上がり、周りも見えなくなり、次第に冷静さを失っていきます。

 

これがいわゆる「のぼせ」「熱病状態」というものです。

 

 

不倫から数ヶ月も経つと、熱病状態も落ち着き、次第に「後ろめたさ」や「罪悪感」を感じるようになっていきます。

 

不倫をしている人が、だんだん「ダークなオーラ」を発することがありますが、ちょうどこの時期ですね。

 

「快」よりも「痛み」も増えていくんですね。

 

ただ、不倫には「快」と「痛み」が共存していますので、「快」が残っている間は、不倫から抜け出すことはできません。

 

何年も妻が夫の不倫を静観をし続けると、残っている「快」の部分は消えることはないので、外部からの働きかけがない限りは、「続いてしまうリスク」が増えていきます。
不倫関係が長くなるにつれて、それが日常になっていき「罪悪感」や「後ろめたさ」も薄れていきます。

 

不倫関係に危機感や罪悪感、後ろめたさが伴わないと、「痛み」を伴う機会がなくなってしまうんですね。

 

 

「不倫を続けていても、周りも自分も傷つけるだけだ」ということを認識していくことが必要です。

 

周りが傷つくから(妻が傷つくから)というだけではなく、「自分も傷つく」ということが必要なのです。

 

 

サポートブック にも、「不倫の繰り返しを防ぐために必要なこと」という項目があります。

 

そこにも、「不倫をしたとしても、心から満たされることはない」ということを心から感じることが必要だと書いています。

 

頭(思考)ではなく、心(無意識)で感じることができないと、不倫から抜け出すこと、不倫の繰り返しを防ぐことが難しいからです。

 

不倫を続けている間は、自分自身(本人)が「痛み」を強く感じることが必要です。

 

そのためには、不倫を続けることによって、どれだけ自分自身が惨めな気持ちになるのか、罪悪感を感じるかが必要なんです。

 

不倫関係で果てしなく「痛み」を感じた人は、二度と不倫はしないでしょう。

 

不倫=快よりも「痛みを伴う」ということを、心で感じているからです。

 

そこで初めて、日常の些細な出来事や穏やかな生活の心地よさを感じられるようになります。

 

「痛み」を伴うことも、何かを1度や2度しただけでは足りません。

 

「繰り返し痛みを伴う」ということが必要です。

 

 

不倫をしている夫が不機嫌になったり、イライラしたり、暴言を発することも多いと思いますが、それは妻の責任ではありませんよ。

 

「あぁ・・今自分で痛みを感じているときなんだな・・」と思ってみて下さい。

 

(気持ちを切り替えるのは、難しいかもしれませんが(>_<))

 

痛みを感じることが、不倫から脱却するにはとても大切なことです。

 

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。

 

相談実績3000件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。

 

ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。

 

口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。

 

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