『夫の不倫後・・離婚をするか、再構築をするか・・』
こんにちは。
カウンセラーのNAOKOです。
夫の不倫が終わっても、心が深く傷ついた妻としては、苦しみや辛さのあまり「離婚をするべきか」「再構築をするべきか」と葛藤することもあると思います。
夫が不倫を止めても、反省をしていたとしても、妻の苦しみや辛い気持ちは日を追うごとに増していきます。
夫の不倫が渦中のときは、別の苦しみがあるんですよね。
本当に夫は戻ってくるのだろうか・・不倫を止めてくれるのだろうか・・
「苦しみ」よりも、「不安」の方が強いかもしれません。
不倫が終わり、家庭に心が戻ってくると、次は別の感情が大きくなります。
怒り、憎しみ、嫉妬心、葛藤、猜疑心・・・。
夫が戻ってきたとしてもそう簡単に信用できるわけもありません。
不倫相手と切ったとしても、不倫相手に嫉妬を感じないわけもありません。
目の前に夫がいても距離を感じ、「別の人」がいるような感覚でしょうか・・。
怒りや憎しみ、悲しみは、ホッとした瞬間に一気に出てくることが多いんですね。
ですから、再構築できると思っていても、実際に夫が戻ってくると心は様々な葛藤が起こります。
怒りが消化できていないと、その怒りが増し、夫を殴ってしまったり、責めてしまったりすることもあります。
むしろそれは自然なことでもあります。
ようやく心の中に溜まっていた、本当の感情が出てきてくれたのですから・・。
ただ、その感情が強いあまり、「離婚をするべきか」「再構築をするべきか」とどちらかの決断をしないといけないような焦りも出てくるんですね。
「するべきか」という気持ちが出てきたときは、「したくない」と心が叫んでいるときです。
本当に離婚をしたいと望んでいるわけでもなく、再構築を望んでいるわけでもない。
そんなときは、自然に「〜したい」と望むような気持ちが出てくるまでは、白・黒決めるのではなく、グレーを選択してみて下さいね。
周りが何をいったとしても、誰も責任は取ってくれません。
自分にしか自分の人生を決める権利はありません。
世間体や体裁などがあったとしても、その人たちは何も責任を取ってくれるわけではないのです。
私たちは誰かのために存在するわけでも、誰かのために生きているわけでもないのですから・・。
自分のために生きる力が、周りの誰かの力になれるのです。
だからこそ、自分が心から望む選択をして欲しいのです。
再構築を迷っているときでも、迷ってもいいんです。
心が傷でいっぱいだと、自分が本当に望んでいるものが見えなくなります。
心がある程度回復をしてから、自然と自分の気持ちが見えてきたときに、自分が望んでいる行動をされても遅くはありませんよ。
不倫が終わってから数ヶ月〜1年・・もしくはそれ以上は、夫に対して不信感や嫌悪感があっても自然なことです。
心の回復と同時にそんな気持ちが多少薄れてくるときが来ることもあります。
今の心の状態がこの先もずっと続くことはありません。
どうか周りの方に支えてもらいながら、自分が望む方向へ歩いていってほしいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございました(#^.^#)。
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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)
1974年 東京生まれ。
相談実績3000件以上 主に、夫の不倫後の妻の心のケアのカウンセリングや夫の不倫問題に対処するためのカウンセリングを行っています。
ご相談者さまの「心に寄り添い」「最大限に自己解決能力を引き出す」ことを何よりも大切にしています。
口コミで知名度も上がり(ありがとうございます)、リピート率も高いため、最も予約が取りづらいカウンセラーと化しています(^_^;)。