長期に渡る不倫の行く末は・・

 

不倫の期間=愛情の深さ??

 

こんにちは。
カウンセラーのNAOKO(松宮直子)です。

 

夫の不倫が2年、3年、4年・・中には10以上も続けている方がいます。

 

「長く不倫を続けているということは、それだけ女性のことが好きだからなのでしょうか?」

 

「別れられないほど、相手のことを愛しているのでしょうか?」

 

と思われる方もいます。

 

それが自然ですよね。

 

普通に不倫ではなく、お付き合いしているのであれば、年数が経過しているほど「愛を育んでいる」という認識がありますから。

 

ただ、不倫に関しては、全く当てはまりません。

 

 

不倫が長期に渡るということは・・

 

・不倫相手に「不倫」という不安定な関係を長期間強いている

 

・不倫相手の未来は考えていない

 

・家族を捨てるつもりはない(二重生活をしていても)

 

・先の未来を考えることなく、ただ止めるきっかけがない

 

妻からしたら夫の不倫が長期に渡るほど、思い出す年数も長いですし、その分苦しみが伴いますよね。

 

「あのときも、相手のところに行っていたんだ・・」

 

「あのとき、出張と言いながら・・」

 

夫が不倫をしていた期間を遡って、思い出してしまいます。

 

思い出す度に、知らなかった裏切りを積み重ねてしまう・・。

 

これほど辛いこともありませんよね。

 

ただ、不倫をそれだけ長く続けている・・ということは、不倫者にとっては心地いいものでも、楽しいものでもありません。

 

不倫を続けている以上は、

 

・嘘

 

・不信

 

・裏切り

 

・罪悪感

 

などからは逃れられません。

 

どれだけ不倫を長期間続けていたとしても、そこには「絆」や「信頼関係」など生まれるはずもありません。

 

家族を騙し、不倫相手を騙し、自分をも騙しているわけですからね。

 

長期に渡る不倫は、「死」をも意味する

 

そもそも、不倫というものは

 

「精神的な死」

 

を意味するとも言えます。

 

不倫者に、

 

「どんな気持ちで不倫をしたのか?」

 

「将来、どうするつもりだったのか?」

 

「あなたの幸せって何?」

 

こんなことを聞いたとしても、

 

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

となることでしょう。

 

純粋に心から楽しめること、幸せを感じること、生きていることへの感謝の気持ち、生きがい、生きている意味などを感じることもなく、
考えることもなく、失われていく一方なのです。

 

そこにあるのは、ただ快楽と刺激だけ。

 

それも一時的なものであって、不倫者から離れると一気に生きている感覚すら失われていくのです。

 

残されたものは、空虚感や羞恥心、自信喪失感などではないでしょうか。

 

不倫が長期に渡れば渡るほど、精神性の死は続きます。

 

つまり、その間は、”自分を生きていない”

 

ということにもなるのです。

 

そういった苦しみを伴うのですが、本人はそれを感じたくないために、更に不倫を続けるという行動へ走ります。

 

始めは、現実逃避から始めた不倫。

 

それはいずれ自分の精神性すらも蝕み始め、そこからも目を背けるように不倫を続ける。

 

不倫を止めてしまったら、自分がどうなってしまうかわからない恐怖で止めようにも止められない。

 

時々、不倫を止めるときに

 

「あのとき、君が(妻)が不倫を止めてくれなかったら、抜け出せなかったかもしれない」

 

と仰る方がいます。

 

もはや自分の力だけでは脱することは難しかったのでしょう。

 

本来、自分でケジメをつけるべきなんですけどね。

 

そこまでに自分を見失ってしまうほどの不倫って何なんでしょうね。

 

もちろん、この”精神性の死”は、不倫相手も同じです。

 

妻はもがき苦しみ、葛藤しながらも、精神性の成長を遂げている。

 

一方、不倫者同士は”精神性の死”を迎えている。

 

対極にありすぎて、恐ろしいですよね。。

 

不倫が終わった後に注意したい言動とは

 

不倫を止めた人の中で多いのは、

 

・すぐに未来の話をしようとする

 

・何事もなかったように、未来だけを見て進もうとする

 

ということ。

 

これは、自分が犯してしまった事実に目を向けるのが怖いというのもあります。

 

その判断としては、「不倫のことを話すと怒り出す」というところでしょうか。

 

傷ついた妻は過去に遡らないと心が癒えていかないのに比べて、

 

不倫をした夫はとにかく前に進みたがる。

 

それも何事もなかったように。

 

ずっと不倫のことだけを考えましょう・・とまでは言いませんが、

 

・なぜ自分は不倫に至ってしまったのか?

 

・不倫をしたことで何が得られたのか?何を失ったのか?

 

・不倫を繰り返さないためにはどうしたらいいのか

 

という点をしっかり見つめるべきです。

 

そこからも目を背けられてしまっては、妻としても不安で仕方ありません。

 

自分の人生でもあるのですから、逃れることだけを考えるのは止めましょう。

 

自分の弱さ、不完全さなどをしっかりと受け入れていくことで、ほとんどの問題は解決されるはずですから。

 

 

精神性の死というものは、目に見えないところでじわじわと訪れます。

 

心の中から蝕まれ、それは次第に肉体への影響も及ぼします。

 

不倫をしている人で表情が元気な人などいませんよね?

 

目が死んだ魚のようになっていたり、表情が乏しかったり。

 

それは、心が蝕まれているからです。

 

人が充実した人生を送るには肉体も大切ですが、その基礎となる”精神性”が必要です。

 

本当に大事なものを見失わないようにしたいですね。

 

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不倫問題専門 心理カウンセラーNAOKO(松宮直子)

 

1974年 東京生まれ。

 

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